AGE研究情報

「食習慣と調理法が老化に与える影響」
AGE Foundation プレスリリース概要(和訳)

2013年7月23日

AGEの啓発活動を行っているアメリカの非営利団体「AGE Foundation」は、2013年6月21日、 “食習慣と調理法が老化に与える影響”に関する意識調査結果をアメリカで発表しました。

調査概要

○テーマ:食習慣と調理法が老化に与える影響
○期間:2013/5/13~5/15
○手法:The Futures Companyによるインターネット調査
○対象:アメリカ人の男女1,009名

調査結果

アメリカ人の76%が、加工食品が老化をもたらすことを理解。
その一方、高温による調理法が老化に影響を与えることを知っている人は11%に留まる
  • 76%が、加工食品を食べると老化が加速することを知っていると回答
  • 32%が、調理方法によって老化に影響があることを知っていると回答

しかし、高温での調理法が、老化を促進させることを知っている人は11%に留まる

AGE値を増やす高温の調理方法(「グリル」「オーブンで焼く」「炒める」)を好む人が多数
  • 好みの調理方法として、10人中6人は「グリル」と回答
  • お肉の調理の場合、23%が「オーブンで焼く」方法を選ぶと回答。

続いて、「炒める」(9%)と続き、AGEを低くするための調理方法である
「蒸す」「茹でる」方法は選んだ人は、それぞれ3%、と1%に留まった

高AGE値の食べ物をよく摂る人々の大多数は体重・内臓への影響を意識
また女性は男性よりも意識が高い
  • 加工食品や揚げ物、スイーツなど高AGE値の食品を普段食べる人々の81%は体重への影響を、58%は内臓への影響を意識
  • 女性は男性よりも意識が高い。
    特にこれらの高AGE値の食品が肌へ与える影響を男性よりも意識している人が多い
    (女性は42%が、男性は30%が肌に与える影響を意識)
グリルをする前にマリネし、下ごしらえをすることでAGEは抑制できるにも関わらず、
そのことを知っている層は17%に留まった
  • グリル料理のヘルシーな下ごしらえについて尋ねたところ、34%が「ハーブとオイル」、
    21%が「そのまま焼く」と回答。「マリネしておく」と答えたのは17%にすぎなかった

AGEを低くするための鍵は、高温を避け、調理時間を延ばして「茹でる・蒸す」方法を活用し、酢やレモンなどの酸味を下ごしらえに加えることです。特に蒸す、茹でるなどの調理方法は劇的にAGEを抑制することができます。

AGE Foundationの理事、ミッシェル・ダベンポート博士は以下の通りコメントしています。
「バーベキューやソテー、トースターで焼くなどの方法を少なくすることが重要です。
高温で調理すると食べ物のAGEを増やしてしまうので、AGEを蓄積させないためには、例えばお肉を低温で長時間調理する方法をお勧めします。またライムやレモン、または酢を使ってマリネする方法をとればAGEを50%削減できます」

  

また、鮮やかな色の果実や野菜、全粒の食べ物はAGEが低いおすすめの食材です。特にブルーベリー、オリーブ、サンシュユ、ノニなどの果実や野菜は、人々のAGE値を下げるイリドイドと言われる自然の成分が含まれています。